世界の中でもプルサーマルを支持しているのは日本とフランスだけ

ウランとプルトニウムの混合物を燃料とするものです。
福島原発の3号機はこのプルサーマル発電でした。
そのことを大きく取り上げた報道機関はありません。
プルサーマルと言う言葉自体も使っていないのです。
プルサーマル発電は国と電力会社が核燃料の再利用を目指して行っているプロジェクトで進められているのです。
しかし、世界の中でもプルサーマルを支持しているのは日本とフランスだけとなっています。
つまり、多くの国がプルサーマルに見切りを付けてしまっているのです。
私たちが使っている電気は原子力発電所に頼っているのが現状です。
そして、そのためには核燃料が必要なのです。
日本にはウラン資源がありませんから、燃料の再利用を目指すことは当然のことだったかもしれません。
しかし、近年ではプルサーマルの問題点がクローズアップされており、経済性、安全性の面からも意味のないものだと指摘されているのです。
福島原発の事故で放出された放射能の中にはプルサーマル特有の核物質が含まれていたのではないかとの疑いがあるのです。
しかし、それらの報道はありません。

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